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講義名 自然体験活動
(副題)
講義開講時期 前期 講義区分 演習
基準単位数 1
校地 名古屋柳城女子大学 こども学部こども学科
科目区分 教養科目
配当年次 1年生
必修/選択

担当教員
氏名
◎ 林 韓燮

授業科目の内容  自然を活かした実践的な学びを通じ、自然体験活動の楽しさや喜びを体験するとともに、自然体験活動の関する基本的な知識と技術を習得する。また、自然環境と幼児の姿を観察し、自然体験保育を取り組む思考力と実践力を身につける。なお、安全対策を留意し、幼児向けの自然体験活動を企画することができる。
到達目標 ・自然体験活動のねらいを理解し、幼児の支援を行うことができる。
・子どもと自然の中でかかわり、基礎的な指導にあたることができる。
・野外で幼児向けの自然体験活動を企画することができる。
ディプロマポリシーとの関連 【○】人間力・社会人力:
   建学の精神を理解し、幅広い教養を身につけている
   汎用的な知識・技術を獲得し活用することのできる実践力を有している
【 】保育者としての職業人力:
   保育・教育の本質および保育者に求められる資質・専門性を理解できる
   子ども一人一人に即して、子どもとその保護者に対して適切な援助ができる
   保育の内容・方法を理解し、活用することができる
   保育に必要な技術と表現方法を身につけている 
【○】保育・子育て支援の創造力:
   具体的な援助や支援の内容を計画し、実践することができる
   実践から生まれた気づきや課題を共有し、分析することができる
   経験や実践を反省的に振り返り、課題を発見し対応することができる
授業内容の全体計画
内容
第1回(ガイダンス)指導者認定制度の仕組み、リーダーの役割について理解する。
第2回(自然体験の特質①)自然体験活動の意義と課題について理解する。
第3回(自然体験の特質②)自然体験活動の特色を理解する:特別講師①
第4回(自然体験活動の安全管理①)野外での安全対策について理解する。
第5回野外活動の準備:グループで活動内容を検討して計画を立てる。
第6回(自然体験活動の技術①・自然体験活動の安全管理②)自然素材の理解、小刀の使い方、火の扱いについて、野外での安全対策について学ぶ。
第7回(自然体験活動の技術②)自然環境と木育の理解と実践
第8回(自然体験活動の技術③)自然活動とロープワークの理解と実践
単位認定に関わる評価方法 キャンプ参加を含む授業態度(30%)、レポート及びワーク(20%)、NEALリーダー認定試験(50%)から総合的に評価し、100点満点中60点以上を合格とする。
テキスト 特に指定しない。必要に応じて授業で配付する。
参考文献 幼保連携型認定こども園教育・保育要領 幼稚園教育要領 保育所保育指針』内閣府・文部科学省・厚生労働省 チャイルド本社
・『森と自然を活用した保育・幼児教育ガイドブック』公益社団法人 国土緑化推進機構・風鳴舎
・『はじめての木育』松井・黎明書房
・『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』株式会社Surface&Architecture・オライリージャパン
授業時間外の学習内容と時間
(予習・復習等)
事前に提示する毎回の授業内容を読み、授業内容を理解しておく(30分)。
各回の授業で提示された課題に取り組む(60分)。
グループで野外活動の計画を立てる(120分)。
課題のフィードバック方法 毎回の授業終了時にWebclassにて活動内容を記録する。
受講生に望むこと 授業内容には、屋内外において道具を使うことある。受講生は道具などの安全な扱い方を身に着け、怪我防止に努める。また、グループで活動することが多いが、受講生同士に協力し合いながら、積極的に活動に取り組む。
学習・指導方法に関する特記事項
(アクティブ・ラーニング等)
レポートや記録物はWebClassを通して作成・提出するなど、ICT活用能力を高める。
また、野外活動を通して、積極的に学習に取り組む。
備考 ※第6回~第8回は野外で実施する。実施日及び内容については授業内で説明する。
なお、野外活動の計画は、クループで取り組む。

〇NEALリーダー認定試験に合格した受講生は資格申請のためのリーダー登録料として3,000円(学生)と学生証の写しが必要になる。
〇野外活動に参加する際に必要な諸経費は受講者負担とする。
〇受講者数は20名を上限とする。
オフィスアワー 別途掲示する。